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マンションの配管工事の目安とは?寿命や費用の負担先について解説

「マンションの配管の不具合が気になる」という方はいらっしゃいますか?
もしかしたらマンションの配管の寿命が過ぎていて、工事が必要になっているかもしれません。
そこで今回の記事では、マンションの配管工事を行う目安などについて説明します。

マンションの配管工事の目安

マンションの配管工事が必要な目安として挙げられるのは、以下の不具合が発生したときです。

・水の流れが悪くなった
・水漏れが発生した
・水にサビが混じって、赤っぽくなっている
・水に不純物が混じって、濁っている

原因次第では、メンテナンスや修理で改善できる場合があります。
しかし状況が改善しない場合は、配管工事が必要でしょう。
またマンションの配管の寿命は、以下の通りです。

マンションの配管の寿命

マンションで使われている配管には、いくつかの種類があります。
各配管の寿命は、以下の通りです。

・鉄管:15~20年
・鉛管:15~20年
・銅管:20~25年
・ステンレス鋼管:30~40年
・硬質ポリ塩化ビニル管:20~25年
・ポリエチレン管:30~40年

最近のマンションには、鉄管・鉛管・銅管が使われておりません。
そのためマンションの配管寿命は、およそ20~40年程度だと言えるでしょう。

マンションにおける配管工事の費用相場

マンションの配管工事費用は、どのような工事を行うかによって変わります。
給水管や排水管の一部を修理・交換する場合はおよそ10,000~15,000円程度が相場です。
しかし給排水管全体を交換することになったら、およそ300,000~500,000円ほど必要になるでしょう。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

ちなみに配管工事には2種類あります。
その種類ごとの費用については、こちらのページに載っているのでぜひご確認ください。

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配管工事の費用の負担先

配管に不具合があって工事が必要なとき、売主・買主のどちらが費用を負担しなくてはいけないのでしょうか。
基本的には、瑕疵担保責任によって費用を負担する側が異なるのです。
瑕疵担保責任とは、建物の引き渡し後に不具合や欠陥があることが発覚した場合、売主に損害賠償請求できる制度のことです。
その対象期間や内容について、事前に確かめておきましょう。

まとめ

マンションの配管工事の目安は、水漏れ・錆びや不純物が混じっているなどが挙げられます。
またいくつかの種類がありますが、配管の寿命はおよそ20~40年程度です。
不具合が起こったら、修理や交換をしなければいけません。
給水管・排水管の一部の修理交換費用はおよそ10,000~15,000円程度ですが、給排水管全体の交換にはおよそ300,000円ほど必要になるでしょう。
配管工事の費用は瑕疵担保責任に基づき、売主・買主のどちらが支払うのか異なりますので事前にチェックしておきましょう。